ペットの同行避難

最近また石川県でも地震が多いので避難が気になります。

家にペットがいる場合には人間だけでなくペットの安全確保も考えておく必要があります。

ペットと一緒に避難所まで避難することを同行避難といいます。必ずしも避難所でペットと一緒に避難できることが保証されているわけではないのですが,家族であるペットの安全確保についても定めた「人とペットの災害対策ガイドライン」が環境省から出されています。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/r0303b/full.pdf

 

飼い主としては大切なペットを災害から守るために,災害に備えて日ごろからケージに慣らしたり,エサやトイレシートなどの災害時の備えが必要になります。

ペットも大切な家族の一員なので,人間がペットの命を守るためにどうすべきか考えておかなければなりませんね。

ところで,動物を守る法律として動物の愛護及び管理に関する法律というものがあります。

愛護動物を虐待したり捨てることなどは犯罪になることなどが定められている法律です。ここでいう愛護動物というのは,人に飼われている「哺乳類,鳥類,爬虫類に属する動物」および飼い主の有無にかかわらないすべての「牛,馬,豚,めん羊,やぎ,ねこ,いえうさぎ,鶏,いえばと,あひる」を指します。

この法律では愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者は5年以下の懲役または500万円以下の罰金,愛護動物に対しみだりにえさや水をあたえずに衰弱させるなど虐待を行った者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金,愛護動物を遺棄した者は1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられます。

我が家にも2匹の愛猫がいますが,一度朝慌てて自動給水機の水を替えて出かけたことがありました。夜仕事を終えて帰宅すると2匹ともいつも以上にすり寄って何か言いたげにしているので見回すと給水機のタンクがずれていて水が給水されていませんでした。大反省です。(念のため我が家には自動給水機が2台,お水を入れたお皿が2つありますので脱水の危険はありませんでした。一番お気に入りの給水機なのでお怒りではありました。)

家にいる動物たちは赤ちゃんと同じく人間が世話をきちんとしてあげないと生きていけない大切な家族です。ついうっかりは許されないな,と痛感しました。

大切な家族を守る手段を常に考えておく必要がありますね。