サマータイム

暑い,とにかく暑い夏ですね。

体力が削られます。被災地の方は本当につらい日々を過ごしておられるでしょうし,復興支援にあたる方々も暑さと戦いながらの作業になっておられ大変だと思います。

さて,あまりにあまりに暑いのでサマータイムについて考えてみました。

サマータイムというのは,夏時間制度ともいわれ4月から10月などの昼間が長い時間に全国の時間を標準時より1時間進める制度です。この制度により起床・就寝時間,労働時間もこれまでどおりなのに夕方の明るい時間が1時間増え有効に活用でき,また照明やクーラーの使用を減らすことによる電力消費抑制効果が見込まれます。

現在世界の70か国以上で導入されています。日本でも過去に導入された時期がありましたが,かえって残業が増えるなどしたため制度が廃止になっています。

サマータイム導入により,消費電力の節約の他余暇の充実及びそれによる経済の活性化が期待されます。一方標準時を1時間ずらすことによるシステムの更新や移行のコストがかかります。

デメリットももちろんありますが,これだけ暑いと一時間前倒しで少しでも涼しい時間から活動を始めるという発想はありかも,と汗をふきふき考える次第です。