愛の法律
「愛」とは何か、永遠の課題であるが、法律で愛を語る場面はあまりない。
日本の法律で「愛」が入っている法律があることをご存じだろうか。
・動物の愛護及び管理に関する法律
・愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律
・愛玩動物看護師法
の3つである。いずれも動物に関する法律で、日本において動物が愛されるべき存在だと認識されていることが分かる。
ペットは家族の一員であるという認識が日本国内でも広がっていると最近感じられる。その一方でむごい動物虐待の事件も発生している。自分より小さな(多くの場合)、守るべき存在であるペットに暴力をふるったり食事を与えないなどつらい環境におくことは許されあいことである。
犬や猫などと触れ合うことで人は幸せな気分になる。犬や猫との触れ合いから幸せホルモンといわれる「オキシトシン」が分泌されることが明らかになっている。
やはり動物に関する法律に「愛」の文字はふさわしい。
石川県はこの1年、地震・豪雨とつらい出来事が続いている。
人にも動物にも愛をもって接し、互いに尊重しあい、つらい日々を乗り越えていきたいと切に思う。