金沢市民は日本一のチョコ好き

今週はバレンタインデーがありました。

平成の義理チョコ全盛から令和は自分へのご褒美チョコがメーンに時代は変わっているようです。

このチョコレートの消費量は金沢市が全国一とのことです。金沢の人はお菓子好きで毎年アイスや和菓子の消費量も全国トップクラスです。確かに,我が家もチョコレートとアイスクリームは常に在庫がありますね。

このチョコレートを含めたお菓子ですが,どんな知財で守ることができるでしょうか?

お菓子の名前については商標が大切です。

お菓子の形はどうでしょうか?

お菓子のデザインを保護するには意匠登録出願が有用です。

特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)で意匠に係る物品「チョコレート」で検索するとさまざまな形状のチョコレートが登録されています。おいしそうです。おなじみの形状もあればこんなチョコレートあるのね,食べてみたい,と思うものもあり楽しくなってきます。

さまざまなチョコレートに交じって意匠に係る物品「チョコレート用ポット」という登録例がありました。「チョコレート用ポット」?なじみのないものですがなんだか楽しそうです。調べるともともとチョコレートの原料のカカオは疲労回復や長寿の効果が期待されており当初は菓子というよりも薬として珍重されてきたそうです。そしてカカオの摂取方法として,カカオ豆をすりつぶして飲む習慣があったそうです。そうすると「チョコレート用ポット」は飲むチョコレートの為のもののようです。見ると確かにポットの中に攪拌するための棒が入っています。なるほど優雅にホットチョコレートをいただくための器具なのですね。

歴史を知るとよりチョコレートが味わい深いものになりそうです。