長期避難世帯認定
令和6年能登半島地震で初めての「長期避難世帯」の認定がありました。
長期避難世帯は災害による危険な状態が継続し,その住宅に居住不能な状態が長期間継続している世帯になります。都道府県の認定によりますが,認定を受けた場合,全壊した住宅と同様の支援が受けられます。その一方で,認定解除まで自宅に戻ることはできなくなります。
今回認定を受けたのは地震によって土砂災害の恐れが高まり避難指示が出ている珠洲市の37世帯です。土砂災害の対策工事に2年から3年かかる見込みだとのことで今回住民の方の同意を得ての認定となったとのことです。
住宅の損壊の度合いにかかわらずそもそも危険であることにより自宅に住むことがかなわない被災者の方にとって有用な取扱いである一方,自宅・ふるさとにあと何年も立ち入ることが出来ないというのは非常にむごい状況です。
今回認定された世帯の方々を含め,一日も早く落ち着いた生活を再び送ることが出来る日が早く来るよう出来るお手伝いをしていきたいと思います。