知的財産推進計画2022

知的財産推進計画2022が知的財産戦略本部から今月発表されました。

  • スタートアップ・大学の知財エコシステムの強化
  • 知財・無形資産の投資・活用促進メカニズムの強化
  • 標準の戦略的活用の推進
  • デジタル時代の実現に向けたデータ流通・利活用環境の整備
  • デジタル時代のコンテンツ戦略
  • 中小企業/地方(地域)/農林水産業分野の知財活用強化
  • 知財活用を支える制度・運用・人材基盤の強化
  • アフターコロナを見据えたクールジャパンの再起動

が重点8施策になっています。

このうち⑦の知財活用を支える制度・運用・人材基盤の強化の中野知財を創造・活用する人材の育成については具体的な施策として

・知財教育に関する「教育関係共同利用拠点」として認定された大学の知財教育のカリキュラムや導入プロセスを知財教育の導入を検討している大学に対して共有することで、当該大学における知財教育の教育課程への円滑な導入を推進する。

・個別最適な学びと創造性をはぐくむ学際的・探究的な学びの実現に向け、企業や研究機関等と連携して開発したSTEAM教育における活用事例の創出、普及等を行う。また、2021年度に開発した、高等学校向けの知財教育プログラムについてもSTEAMライブラリーに掲載するなど、教育現場への周知を図る。

などが挙げられています。

学校機関での知財教育が進んで知的財産の知識を有する若者が多く社会に輩出される時代になることが期待されます。